日々のカラダの整え方 ブログ

2024-08-05日々のカラダの整え方 ブログ

絵柄や香りつきのトイレットペーパーは危険!?カラダに及ぼす影響とは?

トイレットペーパーには、絵柄や香り付きのものが多くあります。

 

ただ、トイレットペーパーの絵柄や香りがわたしたちのカラダに悪影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか?

 

今回の記事では、普段何氣なく使っているトイレットペーパーの危険性についてご紹介したいと思います。

 

トイレットペーパーに含まれる危険な物質

トイレットペーパーを購入する際、記載されている表示を見る人はどれくらいでしょうか。

 

食料品とは異なり、何が含まれているか表示されておらず、重量さえ記載されていないこともあります。トイレットペーパーに含まれる危険な物質についてご紹介します。

 

オビソゲン

 

香料や絵柄がついたトイレットペーパーがあり、トイレの臭い消しや可愛らしく華やかになるということで、香料や絵柄が付いたトイレットペーパーを使っている方もいるかと思います。

 

この香料や絵柄に使われているインクに、オビソゲンという化学物質が含まれていることがあります。

 

肥満を促進するかく乱物質のことをまとめて「オビソゲン」と呼びます。オビソゲンは、かく乱物質の中でも特に女性ホルモンに構造が近く、脳を“ダマして”体内に侵入していきます。

 

また、オビソゲンはホルモンをかく乱する作用もあり、不妊や月経の問題にも影響を及ぼすことがあるようです。

 

さらに、腸の粘膜にダメージを与え、そこから毒が入り込むリーキーガット症候群を引き起こす可能性も指摘されています。

 

カラダに触れた時、皮膚を通じて体内に入りますが、その経路としてもっとも吸収されやすいのが、血管が豊富な粘膜周辺。

肛門周辺の粘膜を通じてオビソゲンを吸収する可能性があります。

 

このオビソゲンが引き起こす可能性がある疾患は以下のようなものが挙げられます。

 

ガン(子宮体ガン、卵巣ガン、乳ガン、前立腺ガン)

メタボリック症候群

エストロゲン優位

消化器系の不調

疲労

甲状腺機能の低下

アレルギー

肌荒れ

テストステロンの減少

慢性のカンジダ感染症

性機能障害

思春期早発症 など

 

蛍光漂白剤

トイレットペーパーは、なぜ白いのでしょうか?

 

それは、蛍光漂白剤が使用されているからです。

 

蛍光増白剤とは、紫外線を吸収すると青白い光を発光する一種の染料と呼べる成分で、白いものをより白く見せてくれます。

 

漂白処理をしないと、トイレットペーパーは木材本来の色と同じブラウンカラーになるのをご存知ですか?

 

わざわざ漂白をして白くしているのは、清潔感があるということで消費者が白いトイレットペーパーを好むからだと言われています。

 

蛍光漂白剤は実用上の安全性の確認がされていますが、皮膚にアレルギーを引起すだけでなく、発がん性環境ホルモンの疑いがあると言われています。

 

 

柔軟剤

あのトイレットペーパーの柔らかさの秘密は、何でしょうか?

 

トイレットペーパーをふわっと柔らかくするために、使用されているのが柔軟剤です。

 

まず、トイレットペーパーの製法をざっと見てみましょう。

トイレットペーパーも他の紙製品と同じく、パルプを原料として、新しいパルプ材もしくは再生紙原料から作られます。

 

通常の紙とは異なるのは、柔軟剤を入れて仕上げられることです。

 

紙に柔軟剤というと耳慣れない感じですが、トイレットペーパーも繊維なので、洋服と同じように柔軟剤を入れることでふわっとさせることができるのです。

 

柔軟剤は界面活性剤が使われており、皮膚障害アレルギーを引起す原因があると言われています。

 

 

柔軟剤の害については、⇩こちらの記事でまとめています。詳細を知りたい方はご覧になってください。

香害をご存知ですか?柔軟剤が健康被害や化学物質過敏症を引き起こす。

 

PFAS

PFASはパーフルオロアルキル化合物で、永遠の化学物質と呼ばれ、自然界で分解されることが無く人体や環境に残り続けてしまうモノだと言われています。

 

この物質が日本の水道水から高濃度に検出されて問題になっています。

 

このPFASが混入されている可能性がある家庭にあるものは、テフロン加工されたフライパンや鍋、炊飯器と言われていますが、トイレットペーパーにも微量ですがPFASが含まれていることがわかったそうです。

 

アメリカの研究者が主なトイレットペーパーブランド21社の製品を分析したところ、全てのトイレットペーパーにPFASが含まれ、廃水中の有毒な「永遠の化学物質」の重要な供給源である可能性であるがわかったと、学術誌「Environmental Science & Technology Letters」に掲載された研究により明らかになったそうです。

 

参考サイトはこちらをクリック⇒トイレットペーパーは有毒なPFASの重要な発生源

 

その中には、生殖機能に影響するものや発がん性自己免疫疾患の発症、肝臓や腎臓の損傷の要因に関係しているとも言われています。

 

また、PFASは、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)は2023年12月に下から2番目の「可能性がある」から最も高い「ヒトに対して発がん性がある」へと評価を引き上げています。

 

トイレットペーパーに含まれるPFASの量は微量だから避ける必要はないと言われていますが、毎日、数回使用することでカラダにPFASが少しずつ蓄積する可能性があります。

 

経皮吸収

トイレットペーパーには、オビソゲン、蛍光漂白剤、柔軟剤、PFAS等の危険な物質が含まれています。

 

トイレットペーパーで拭く場所は、肛門周辺、女性なら生殖器かと思います。

 

粘膜が多い部分は、最も有害物質が吸収しやすい場所だと言われています。

腕の内側を1とすると、頭皮は3.5倍、額は6倍、脇の下は3.6倍、性器は42倍もの吸収量で、デリケートゾーンは他の箇所と比べ遥かに経皮吸収されることが多いのです。

 

リサイクル紙を使ったトイレットペーパーは安全か?

自然食品やエコのお店で、リサイクル紙を使用したトイレットペーパーが売られています。

 

リサイクル紙のトイレットペーパーは安全かというと、そうではありません。

その理由は、古紙を再生するのに化学物質を使うためです。

 

古紙を再生方法は、水の中で古紙をくだき、古紙に含まれる異物やインキなどを取り除いて製品にします。

 

この時に使われるのが脱墨剤などの化学物質です。

 

脱墨剤をはじめとする古紙処理薬品の多くは、界面活性剤を使用しています。

 

その他製造プロセスにおいて、離解促進剤、消泡剤、ピッチコントロール剤などが使用されることがあります。

 

再生ロールは環境に優しいと言われていますが、化学物質を使用していることから人体には必ずしも優しい素材とは言えないと思います。

 

まとめ

毎日、使っているトイレットペーパーがカラダに悪影響を及ぼす可能性があることがおわかりいただけたかと思います。

 

比較的安全なトイレットペーパーを選ぶなら、漂白剤、香料、着色料を使っていない、無香料で無着色でリサイクルをしていないトイレットペーパーを選ぶことです。

 

しかし、職場や家計の問題、外出先では安全なトイレットペーパーを使うことは不可能な場面もあるかと思います。

 

そうなると、運動で汗をかいたり、便秘の改善など、日々のデトックスが重要になります。

 

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