2020-09-21日々の心の整え方
祈りのギフト:健康と幸せを呼び寄せる
祈りについて、科学的に実証されてきているのをご存知ですか?
みなさんも、色々な場面で祈っていることかと思います。
「●●君と両想いになりますように」
「病が治りますように」
氣休めのつもりで、神様に祈っている人が多いかもしれません。
しかし、近年、「祈り」についての研究が真剣に行われています。
科学的な観点から、祈りの効果について解説します。
祈りの効果
祈りに関して、「祈った方に対する効果」と「祈られた方に対する効果」、この2つが科学的に実証されています。
祈ってもらった方に現れた効果
医者が患者に知られたくない治療の真実 川嶋朗(著)より抜粋
科学的に仕組みは解明されていませんが、祈りの実験の結果、「祈られている人」は、そうでない人より病状が良くなると立証されました。
祈った本人に現れた効果
祈りは行った本人にも良い効果を及ぼすという報告があります。
人のために祈ると超健康になる! 高橋徳(著)
高橋徳医師の実験の結果、人のためを思って瞑想すると、オキシトシンが出ることが確認できました。
オキシトシンは、「愛情ホルモン」、「幸せホルモン」と呼ばれ、脳の視床下部から分泌されます。
オキシトシンが分泌されると、
▶鎮痛作用で身体の痛みを抑える
▶抗不安・抗うつ作用があり、幸福感をもたらす
▶母性愛やパートナーへの愛情をもたらす
と言われています。
人のために祈ると超健康になる! 高橋徳(著)
LKMとは、Loving kindness meditationの略で、慈悲の瞑想のことです。
腰痛は体内に溜まった怒りによって生じるとも言われています。
自分以外の人や生きとし生けるもののために祈ることで、心理的苦痛や怒りの感情が和らぎ、慢性的な腰痛が軽減されたと考えられます。
他人のために祈ることで、自分への健康と幸せになれる効果が引き起こされるのです。
( )は幸せでありますように
( )の悩み苦しみがなくなりますように
( )の願い事がかなえられますように
( )に悟りの光が現れますように
( )は幸せでありますように
最初に、「わたし」を入れ、順に「わたしの身近な人」、「わたしが嫌いな人」、「わたしを嫌っている人」、最後が「生きとし生けるもの」をあてはめまて、心の中で唱えていく瞑想です。
祈りのまとめ
祈りをすることによって、祈られた方も祈った方も良い効果を及ぼします。
「科学的に説明のつかないことは受け入れられない」という人も多いかと思いますが、祈りの「効果」は次々と出てきています。
エアコンのスイッチの仕組みを知らなくても、エアコンの電源を入れたり、冷房・暖房・除湿と切り替えることができます。
同様に、科学的に仕組みは解明されていませんが、祈りには効果があるのは間違いありません。
自分以外の人やモノのために祈ることは、祈った本人だけでなく、祈られた方も良い効果が及ぼされるのは間違いないようです。
是非、あなたの生活に祈りを取り入れてみてくださいね。