2024-08-28日々のカラダの整え方 ブログ
知らずにプラスチックご飯を食べているかも？コンビニのおにぎり、外食、お弁当のご飯に使われる精米改良剤と添加物の危険性。
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プラスチックの米、ご飯ということを聞いたことがありますか？
中国で流通したプラスチック米のことではなく、日本のコンビニやファミレス・牛丼等の外食産業、チェーン店のお弁当屋が提供しているご飯がプラスチックのご飯である可能性があります。
今回の記事では、プラスチックのご飯、プラスチック米とはどんなものなのかを解説します。
精米改良剤
家で炊いたご飯は数時間経過し冷えてしまったものはあまり美味しくないのに、コンビニのおにぎりは、数日経過して冷えていても、つやつやで美味しいと感じたことはありませんか？
コンビニのおにぎりやお弁当、チェーン店等のお弁当、ファミレス等のご飯には、様々な食品添加物や油だけでなく、精米改良剤（プロピレングリコール）というものが使われていると言われています。
精米改良剤とは古米や古々米、輸入米（主に中国産など）に添加すると、新米のようなツヤや匂いを出す添加物です。
精米改良剤を３年以上たった玄米に噴霧してから精米すると、甘みや粘りを出し白い光沢がつくので新米のような状態にしてくれるそうです。
プロピレングリコールとは？
プロピレングリコール（表示名はＰＧ）は、プロパン-1,2-ジオールとも呼ばれる、グリコールに分類される有機化合物です。溶媒として様々な用途に使われています。
酸化プロピレンという物質を水和させることで作られますが、プロプレンは石油製品のナフサを熱分解する過程で得られる物質です。
いわば、プロピレングリコールは石油由来の合成物質で、プラスチックが液化したようなものと言われています。
その原液はとても危険な物質で、取り扱いには防護服が必要なレベルだそうです。
プロピレングリコールの用途
プロピレングリコールは無色透明、臭いも味もない液体です。
特長は水に溶けやすく、精油や樹脂、香料などあらゆる物質をよく溶かすことです。
そのため、医薬品や化粧品の添加物として保湿剤や溶解補助剤として使われたり、食品添加物として着色料や香料を溶かしたり、防腐剤や品質改良剤として使われます。
また、車のラジエーターの不凍液や工業用の熱伝導媒体としても使用されています。
プロピレングリコールの毒性
プロピレングリコールは指定添加物に分類されています。
指定添加物とは、食品衛生法第12条に基づき、厚生労働大臣が使用してよいと定めた食品添加物のことです。
食品安全衛生委員会による安全性の評価を受けた上で指定されており、プロピレングリコールは安全性に問題はないとされています。
しかし、プロピレングリコールの原液は、取り扱いには防護服が必要なほどの有害性があります。
食品添加物として使用される際はかなり薄まっているため毒性が低いとされていると思われますが、日々の蓄積で人体に悪影響が全くないとは言えないと思います。
IARC（国際がん研究機関）の発がん性物質リストには、プロピレングリコールが記載されていませんが、プロピレングリコールの原料である「酸化プロピレン」は「グループ２Ｂ（ヒトに対して発がん性がある可能性がある）」と表示されています。
このことから、酸化プロピレンを水和させて作られたプロピレングリコールは、「ヒトに対して発がん性の可能性がある」と考えても良いと思います。
成分表示を見ても記載されていない
危険性があるプロピレングリコール（ＰＧ）は、化粧品の成分に表示されていることはありますが、加工食品には記載されていません。
その理由は、食品添加物については「一括名表示」が認められていたり、複合原材料の記載の省略ができるからです。
同じ目的のために複数の添加物を使用した場合、食品衛生法では「香料」、「PH調整剤」、「調味料（アミノ酸）」というように一括表示できると定められています。
一口に「PH調整剤」「香料」「調味料（アミノ酸）」と言っても、何種類もの食品添加物が使用されている可能性があります。
複合原材料（食品表示基準第３条第１項の表 原材料名の項１の二）によると、複合原材料の表示方法原材料に対してプロピレングリコールの使用量が5％以下であれば表示義務がないため、成分表からプロピレングリコールが使われているのか判断できないのが現状です。
プロピレングリコールが使われたお米の流通先
残念ながら、表示義務がないため、確実に知ることは難しいです。
極端に安いファミレス等のご飯、コンビニやチェーン店のおにぎり、お弁当などに流れている可能性が高いと思います。
まとめ
プラスチック米、プラスチックご飯というのは、プロピレングリコールによって古米や輸入米を新米のように変えたものです。
プロピレングリコールの原材料である酸化プロピレンは発がん性の可能性があります。
プロピレングリコールの使用量が少量だとしても、毎日、コンビニおにぎりやお弁当を食べることで、プロピレングリコールの蓄積が体内に蓄積されていき、後々、カラダへ悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
そのため、コンビニのおにぎり、お弁当、ファミレスやチェーン店などのご飯も頻回に食べない方が良いと思います。
後は、運動などで汗を流し、便秘の解消などで、体内に溜まった毒素をデトックスするのが大切です。
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